詩【愛の機械】

Pocket

目覚めと諦めが告げたのは、絶望と未達の、ねがい。

きみは知る哉、ぼくときみの隔絶を。

 

愛を歌う機械みたいなラジオが、

まるで、人みたいだから、騙されてしまう。

誰が悪いわけでもなく、騙されてしまう。

 

この、ぼくにしてみれば、

いや、

例え、きみにしてみたところで、

事情は多分、かわらない。

わからない、かわらない。

 

だって、ぼくは、

愛を歌う機械に、なりたいんだから。

 

だってぼくはきみになりたいんだから。