「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」

natsuhane

離人症?(当事者の可能性について)

小説を書こうとすると急に思考がボンヤリとし、自分が今の今まで考えていたことの輪郭がぼやける感じがする、ということをここ数日繰り返している。   書くには困らないような「ちょっと奇妙なエピソード」はたくさん持っているつもりだが、その「ちょっと奇妙なエピソード」の信憑性が我がことながら怪しくなる気...
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先月

『転位のため十篇』火の秋の物語 ――あるユウラシヤ人に――(吉本隆明)

 詩人・思想家吉本隆明の詩の中で最も好きな一編は、『転位のための十篇』の中の「火の秋の物語――あるユウラシヤ人に――」だが、なぜこの詩が好きかと問われてもうまく答えられない。  ただ、僕はこの詩を読んでいつもイメージするのは「影絵」である。影絵が小さな画面のなかで動きながら、やや冗長な音楽が流れるー。...
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11ヶ月前